東山植物園の大温室(前館)の保存修理工事が始まり、窓枠など建設当時(昭和11年)に戻る物もあるそうです。
 保存修理工事期間は5年を想定されており、再開館は平成31年度の予定。
工事案内
2013/12/07 13:22
NEX-C3 E 18-55mm F3.5-5.6 OSS
55mm 1/100s F9.0 +0.0EV ISO320

 現在の天井の窓枠は、接骨に取り付けられた枠で細かく区切られていますが、建設当時は鉄骨そのものの枠にはめられ、大き目だったそうです。
 今回の改修では当時の作りに戻される予定で、この姿はもう二度と見れないとのこと。
天井
2013/12/07 13:23
NEX-C3 E 18-55mm F3.5-5.6 OSS
18mm 1/250s F9.0 +0.7EV ISO200

 鉄骨のフレームの錆びも酷く、流石日本一古い温室だけのとこはあります。
 国の重要文化財なので、後付けされたモータひとつ交換するにも許可が要るらしい。
錆び
2013/12/07 13:25
NEX-C3 E 18-55mm F3.5-5.6 OSS
35mm 1/60s F9.0 +0.7EV ISO200

 外壁のコンクリートも、雨(酸性雨?)の影響でもうボロボロ。
 このまま放置すれば壊れてしまうのも頷けます。
外壁
2013/12/07 13:30
NEX-C3 E 18-55mm F3.5-5.6 OSS
38mm 1/60s F10.0 +0.0EV ISO250

 もう錆びてぼろぼろに見え、今にも落ちそうなんです。
 ひとつだけ形の違うのがあり、係りの方にお聞きしましたら、下の部分が落ちたので別物に見えるけど、元は同じ物だったそうです。(怖)
落ちそう
2013/12/07 13:37
SLT-A65V MACRO AF 100mm F2.8 NEW
100mm 1/250s F8.0 +0.0EV ISO100

 こんな端っこで、植物に隠れていた石(岩)にも番号が振られ、修理工事終了後は元の位置に戻すそうです。
 ここの石にはHから始まる数字が書かれ、温室の壁にも同じHが書かれてました。
石にも番号
2013/12/07 13:38
SLT-A65V MACRO AF 100mm F2.8 NEW
100mm 1/160s F8.0 -1.0EV ISO500

 正門近くから見た前館の風景です。
 本格工事が始まると、一旦分解されるため見納めになります。
 明日も温室内を見学できると聞き、広角や魚眼レンズを持って撮り直しに行く予定。
見納め
2013/12/07 13:53
NEX-C3 E 18-55mm F3.5-5.6 OSS
18mm 1/160s F10.0 +0.0EV ISO200

 空になった重要文化財の写真を撮っていたら、ズーボくんがやって来ました。
 こちらも来年には見られなくなりそうなので、大温室と一緒に撮ってやりました。(笑)
ズーボくん
2013/12/07 13:54
NEX-C3 E 18-55mm F3.5-5.6 OSS
18mm 1/60s F10.0 +0.0EV ISO250